南朝鮮当局は連席会議開催に合流すべきだ
−2016年7月19日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮半島の平和と自主統ーのための北、南、海外の諸政党、団体、個別人士の連席会議北側準備委員会は19日、全文次のような公報を発表した。

 朝鮮半島の平和と自主統ーのための北、南、海外の諸政党、団体、個別人士の連席会議にたいする内外の期待と関心が日増しに高まっているなか、北側準備委員会が連席会議の準備を積極的に進めている。

 北側準備委員会は、連席会議が、全同胞の意思と念願に即して朝鮮半島の平和と安全を保障し、北南関係の改善と自主統一の活路を開く転換的契機になるようにするための諸問題を協議し、一連の対策を講じた。

 また、連席会議を契機に南朝鮮と海外の政党、団体と各階層の代表と民族の和解と団結を図り、祖国統一運動を活性化していくうえで提起される実践的問題を協議し、対策を立てられるように分科委員会を設ける活動も進めている。

 北側準備委員会は、連席会議をより意義深く、多彩に飾るさまざまな活動を誠意をもって準備している。

 一方、6.15実践南側委員会と汎民連南側本部、全国民主労働組合総連盟、「韓国労働組合総連盟」、全国農民会総連盟、「韓国青年連帯」をはじめとする南朝鮮の各階層の団体と人士は、連席会議開催の提案が朝鮮半島で日を追って高まる戦争の危険を防ぎ、平和と統一の道を開くための幅広い政治協商会議、最も正当な統一提案であるとし、これを積極的に支持、歓迎する記者会見を開いて声明を発表した。

 各団体は、南朝鮮当局が我々の連席会議開催の提案に「赤化統一のための統一戦線戦略」だの、「分裂と南南対立を助長する戦術」だの何のとむやみに反対しているのは大勢の流れに逆行する反統一的行為になると断罪、糾弾し、連席会議の成功のために最後まで努力する意志を表明した。

 南朝鮮当局は、北、南、海外の諸政党、団体、個別人士の連席会議を通じて国の統一と北南関係改善の新たな局面をもたらそうとする全同胞の切々たる念願と一様な志向を直視して民族あげての統一大会合の開催に合流すべきであろう。【朝鮮通信=東京】


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