朴槿恵の「祝辞」は親米売国行為を正当化
−2016年8月16日−

 朝鮮中央通信によると、祖国平和統一委員会は16日、全文次のようなスポークスマン談話を発表した。

 朴槿恵が15日、いわゆる「祝辞」なるもので内外を驚愕させるあらゆる詭弁を吐いて人々の込み上げる怒りをかっている。

 この日、逆徒は「自信」だの「第2の飛躍」だの何のと南朝鮮の各界が反対する反逆政策を引き続き強行しようとする下心をさらけ出す一方、THAADの配備決定など自分の親米・逆賊行為を正当化する長広舌を振るった。

 憤激をかうのは、予見したとおりに同族対決意識が骨髄に徹した逆徒が、「北の核兵器の開発は許せない」だの「中断」だの何のと我々にまたもや悪辣に言いがかりをつけるうとましい醜態を演じたことである。

 一言で言って、朴槿恵の今回の「祝辞」なるものは、腐敗し、無能な反逆統治で南朝鮮を前代未聞の混乱と対立、不法、無法の生き地獄に転落させ、北南関係を破局に追い込んだ自分の罪悪を覆い隠すためのずうずうしいたわ言で一貫している。

 よって、南朝鮮の各界は、逆徒の今回の妄言を「歴代最悪の妄言」「現実認識さえない厚顔無恥な告白」などと峻烈に断罪、糾弾している。

 もともと、創氏改名して日帝に血書まで書き、抗日運動弾圧の先頭に立った特等の親日売国奴である自分の父の経歴からも、米国を後ろ盾にして逆賊行為を選んでおこなう体質的な売国根性からも、逆徒は今回の8.15に歴史の峻厳な審判を受けてしかるべきである。

 現在、全同胞は、米国の侵略的なTHAADを南朝鮮に引き入れようとする永遠に許しがたい反民族的罪悪を犯し、百年来の敵である日本から幾らかの金をもらって性奴隷犯罪をはじめ、日帝の天人共に怒れる過去の罪悪を覆い隠そうとする朴槿恵の間抜けな逆賊行為に込み上げる怒りを禁じ得ない。

 このような時に、自分の万古無比の罪悪を伏して処罰を待つどころか、自分の父が滅私奉公した日帝に死で抗拒した愛国烈士の名まで汚し、あらゆる無知で浅はかな詭弁を並べたのだから、どれほどうとましい妄動なのか。

 醜悪な売国悪女である朴槿恵が鼻持ちならない面を押し出して自分の親米・親日売国行為を合理化し、共和国の正当な核抑止力に言いがかりをつけることこそ、愛国烈士とわが民族にたいする耐えがたい愚弄であり、売国が愛国を審判し、不正義が正義を切り付ける南朝鮮の悲惨な現実をそのまま示している。

 朝鮮半島の平和と安定を破壊し、戦争の危険をもたらす張本人はすなわち、南朝鮮に核兵器をはじめ、侵略武力を絶えず引き入れて我々を力で脅かす米国とそれに追従するかいらい一味であることは周知の事実である。

 この時刻も、米国は、わが共和国を軍事的に圧殺するために南朝鮮とその周辺に戦略爆撃機と原子力潜水艦をはじめ、核攻撃手段を投入し、先制攻撃の機会ばかりを狙っており、来る22日からは南朝鮮全域で大規模の北侵戦争演習である「ウルチフリーダムガーディアン」合同軍事演習を強行しようと画策している。

 米国の北侵戦争策動に便乗して我々にたいする圧迫に血眼になって狂奔する植民地の忠犬である朴槿恵が自分らの犯罪は棚に上げたまま、民族の運命を守り、朝鮮半島の平和を守る我々の正義の核の宝剣に言いがかりをつけることこそ、話にならない。

 朴槿恵が今回、またもや内外の強い糾弾、排撃を受けているTHAAD配備妄動について「自衛権的措置」だの何のの苦しい弁明をしたが、主人の米国の承認なしには何もできない操り人形のそのような詭弁にだまされる人はいないことを知るべきである。

 今回のTHAADの配備決定が「国民のためのもの」であるなら、なぜ星州郡(慶尚北道)の住民が8.15の日に「815人剃髪式」をおこない、決死の抗議をおこない、南朝鮮の各階層も、また、こぞって反対しているのか。

 南朝鮮各界の激烈なTHAAD反対闘争で窮地に追い込まれた朴槿恵がいくら横車を押しても、米国の強盗さながらの要求に従って南朝鮮をオオカミの米国が横行する巣窟に、諸大国の核対決の場に変えた万古無比の罪悪を絶対に覆い隠せない。

 見ものは、南朝鮮を貧富の格差と失業率、自殺者数で世界1位の汚名を着せられた人間の生き地獄に転落させた朴槿恵が、誰それの「基本的人権」だの「人間的生活」だのの差し出がましい減らず口をたたいたことである。

 現在、南朝鮮人民は日ごとに生活が苦しくなって南朝鮮を「生まれてはならなかった所」「金持ちに生まれてこそ生きていける所」であると呪いながら自ら命を絶っており、「地獄のような世界」という意味の「ヘル朝鮮」は逆賊一味にたいする呪いと怒りの流行語になっている。

 朴槿恵みずからが言ったように、南朝鮮を人が生きられない所と卑下する「新造語」が社会全域に広まっているのが厳然たる現実である。

 南朝鮮の全土を民主、民権、民生のツンドラに変えた張本人である朴槿恵が、人民大衆第一主義を具現して人民のあらゆる夢と理想を花咲かせているわが共和国を悪意に満ちてそしるのは精神病者の寝言にすぎない。

 許せないのは、朴槿恵が朝鮮半島の平和と民族の将来のためにはいわゆる「恐怖」を取り除かなければならないとほえたばかりか、「吸収統一」のつまらない夢まで露骨にあらわにする一方、身の程知らずにも自分が望む「統一時代を開くのに賛同」してほしいと軽々しく言い散らしたことである。

 祖国解放の日に際して、わが民族が心の底に刻む真理は、国と民族の自主権は命よりも貴く、この地の完全な自主、独立と平和、安定は、みずからの力で守らなければならないということである。

 正常な思考をもつなら、このような深刻な教訓と歴史の真実を正しく洞察し、振り返るのが正常である。

 米国にこびへつらって余命をかろうじて保っている逆徒が、あえて、我々を狙って「吸収統一」のつまらない夢を追求するなら、自分の命脈が絶える前に我々がどのような方式の統一を遂げて同胞の統一の念願を果たすのかをはっきりと示すであろう。

 外部勢力は、祖父のようにあがめ、同族とはあくまで張り合おうとする極悪な売国逆賊が権力の座に巣くっているので、南朝鮮は世界が呪う親米天国と化し、北南関係はよりいっそう手の施しようのない破局へと突っ走っているのである。

 わが同胞に不幸と災いをもたらす朴槿恵のような希代の対決悪女が生きて息をしているというのは、民族の悲劇であり、恥である。

 朴槿恵のような売国奴をそのまま放置するなら、南朝鮮人民の不幸と苦痛はさらに増して全同胞が核戦争の惨禍を免れなくなり、外部勢力とともに親米・親日逆賊を一日も早く葬るとき、祖国の完全解放、自主統一の日が早まるというのが我々が改めてくだすことになる結論である。

 朴槿恵逆徒は、悪賢い詭弁と対決妄動で破滅の奈落を脱しようとあがくほど、全同胞の呪いと糾弾のなかで悲惨な運命を促すだけであることを銘記すべきである。【朝鮮通信=東京】


inserted by FC2 system