「北人権法」施行で南当局の破滅促進
−2016年9月1日−

 朝鮮中央通信によると、南朝鮮人権対策協会は1日、全文次のようなスポークスマン談話を発表した。

 極端な反共和国敵対感にとらわれて同族をあくまで陥れようとする朴槿恵逆賊一味のヒステリーがさらに無分別な段階に入っている。

 逆賊一味は、内外の一様な糾弾と反対にもかかわらず去る3月、かいらい国会で「北朝鮮人権法」なるものをつくり上げたのに続き、9月4日からそれを正式に施行すると騒ぎ立てている。

 これと関連して、朴槿恵逆徒は、我々の社会主義制度を悪意に満ちてそしり、いわゆる「人権の実態にたいする調査」だの「人権活動」だのの悪態をついたし、かいらい統一部のくずは「北の態度変化を誘導」すると生意気な口を利いている。

 南朝鮮人権対策協会は、朴槿恵逆賊一味の「北朝鮮人権法」施行劇を破滅の崖っぷちに立たされた醜悪な同族対決狂の断末魔のあがきであると認め峻烈に断罪、糾弾する。

 いま、朴槿恵一味は、我々にたいするいかなる「制裁」や「圧力」も無用の長物となり、むしろ反共和国核騒動の総破綻と南朝鮮人民のTHAAD配備反対闘争、執権層の特大型の腐敗行為、民生破綻などによって窮地に立たされるや、危機の活路を反共和国「人権」騒動に求めようと躍起になっている

 偉大な人民のために滅私服務することが全社会の気風となっており、人民大衆第一主義が徹底的に具現されたわが共和国に「人権問題」など、そもそも存在せず、あり得ないというのは周知の事実である。

 人民重視、人民尊重、人民愛の政治がおこなわれ、すべての人が生まれた時から無料教育と無料治療を受ける権利、労働と休息の権利、政治的権利をはじめ、自主的人間がもつべきすべての権利を思う存分享受している真の人権の花園が、まさに、わが国の社会主義制度である。

 かいらい一味が、三文の値打ちもない「人権」謀略騒動で尊厳あるわが共和国のイメージを傷つけ、我々の体制を揺るがそうと企むのは、卵で岩を砕こうとするも同然の笑止千万でつまらない妄動にすぎない。

 そのうえ、ファッショ独裁と反人民的悪政に明け暮れている極悪な人権絞殺者である朴槿恵一味が、誰それの「人権問題」を云々すること自体が言語道断であり、差し出がましい行為である。

 悪名高い「維新」独裁者の子孫である朴槿恵が「政権」を強奪した以降、南朝鮮はファッショ抑圧と暴挙が横行し、ますます人間の尊厳と生存権が無残に踏みにじられる生き地獄に変わった。

 社会正義を求めて平和的デモに立ち上がった人民を放水銃と電気警棒で鎮圧し、民族の和合を主張する人々を「従北」「利敵」であるとして野蛮に弾圧するのがまさに朴槿恵らごろつきであり、数百人の幼い命が海に沈んで息絶えるよう放置するのが南朝鮮の惨たんたる現実である。

 人間の最も初歩的な権利さえも丸ごと蹂躙されている「世界最悪の人権の不毛の地」「人権の暗黒の地」がまさに南朝鮮である。

 国連で朴槿恵「政権」の深刻な人権侵害の実態にたいする調査報告書が公開され、国際的に毎年、南朝鮮の「言論の自由」水準が最も嘆かわしいものと評価されているのは既によく知られている。

 特に、我々の公民を白昼に集団拉致して連れ去り、家族と生き別れにさせていまだに不当に監禁している逆賊一味は、「人権」という言葉を口にする初歩的な資格さえない反人倫犯罪者である。

 このような人権犯罪者が、あえて誰それの「人権問題」を云々することこそ、天に唾する愚行であり、人々のさらなる非難と嘲笑を買うだけである。

 朴槿恵一味は、臨終を迎えた自分の境遇をはっきりと知って無分別に狂奔してはならない。

 我々は、朴槿恵逆賊一味が働いている反民族的で反人権的な罪悪を百倍、千倍の復讐心を込めて徹底的に計算しており、最終決算する時間にだけ焦点を合わせている。

 「北朝鮮人権法」施行劇は、人権蹂躙の元凶である朴槿恵逆徒と彼女の侍女であるかいらい統一部の汚物をはじめとする汚らわしいくずの破滅だけをさらに促すことになるであろう。【朝鮮通信=東京】


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