「北の急変事態」は笑止極まりない
−2016年9月12日−

 祖国平和統一委員会のスポークスマンは、朴槿恵一味が「北の急変事態」のラッパを吹いて世論をミスリードしているのと関連して12日、朝鮮中央通信の質問に次のように答えた。

 どんな嵐にもびくともしない一心団結の政治強国、地球を揺るがす東方の核強国として日々上昇の一途をたどるわが共和国の威容に完全に正気を失った朴槿恵逆賊一味はいま、精神制御不能状態でたわ言をむやみに言い散らしている。

 先日、朴槿恵は海外訪問した際、手先に「北内部の状況が大変憂慮される水準」であるだの「急変事態が任意の時刻に到来し得る」だの「重大な現実に備えて安保態勢を強化すべきである」だのの悪態をついた。

 彼女は去る8月にも、「8.15祝辞」と「ウルチ(乙支)フリーダムガーディアン」合同軍事演習の開始で招集した「ウルチ国家安全保障会議」「ウルチ国務会議」、青瓦台首席秘書官会議とかいらい軍部訪問時にも「北内部の動揺が大きくなっている」「北が深刻な亀裂の兆しを見せており、体制が揺らぐ可能性が大きくなっている」と騒いだ。

 かいらい統一部と外交部をはじめとする手先もまた「対北制裁効果」による「北内部の不安定性があらわれている」だの「体制危機」だの「内部の亀裂が深まっている」だのと「急変事態」に伴う対応策を立てるべきであるという世論を流している。

 そのうえ、「民衆蜂起」による「体制崩壊」や「政変」だののとんでもないデマを流し、民心の焦点を反共和国制裁・圧力騒動に集中させようと画策している。

 朴槿恵逆賊一味が云々するこのような「北の急変事態説」は、初歩的な常識も分別もない政治音痴の奇怪な醜態にほかならない。

 周知のように、この世界のどの国にもない一心団結でびくともせず、限りなく強大な軍事力によってその不敗性が保証されている国がまさにわが共和国である。

 わが党の歴史に特筆すべき朝鮮労働党第7回大会と500万青年前衛の大政治祭典である金日成社会主義青年同盟第9回大会は、党に従って永遠に一路を行く千万軍民の革命の信念がどれほど揺るぎなく、党のまわりにかたく結集した一心団結の威力がどれほど強大であるのかを全世界にさらにはっきり示した。

 わが党の革命思想と白頭山の革命精神が、フル装塡された不屈の先軍革命闘士、熱烈な愛国者の大部隊が白頭山の不世出の偉人のまわりに幾重もの城塞を築き、党中央が指し示す朝鮮革命の針路に沿って嵐のように駆けているのが、まさにわが共和国の真の姿である。

 米国とかいらい一味をはじめ、敵対勢力がもつことも、真似ることもできないわが共和国のこの政治的・思想的威力は、千万の大敵も一撃で踏みつぶせる限りなく強大な自衛的核抑止力によって、いっそうしっかり保証されている。

 それも知らず、我々の社会で生まれたくずと汚物を見て「急変事態の到来」だの「崩壊の兆し」だのと騒ぐかいらい一味の醜態こそ、仏像も笑うことである。

 かいらい一味が、いわゆる「北の急変事態」の証拠としてあげる越南逃走者について言うなら、国家機密の漏出、国家資金の横領と窃取、未成年強姦など重大犯罪を働き、法廷処罰を恐れて自分を育てて押し立てた祖国と父母兄弟を捨てて南朝鮮に逃げた醜悪な犯罪者である。

 悪臭漂うごみ捨て場にはハエだけがたかるというように、腐敗した掃き溜めのような世界である南朝鮮にこのような人間のくずが行くのはあまりにも当然のことである。

 わが共和国は、美しく文化的な社会を汚染し、汚す人間のくずがいなくなることで、いっそう、きれいになって強くなったし、反対に人間のくずが集まる南朝鮮はよりいっそう吐き気のする人間のくずの生息地になった。

 汚物は掃き溜めに、ごみはごみ箱に捨てるほど、家の中はきれいになり、沸き返る溶鉱炉の溶銑からスラグを取り除くほど、鋼鉄の純度が高まるのを知らない天下の愚か者の集団が朴槿恵逆賊の群れである。

 こんにち、体制崩壊、急変事態に直面したのは、朴槿恵一味の事大売国と同族対決、ファッショ独裁と反人民的悪政によって人民の恨みと怒りが爆発直前に達した南朝鮮である。

 いま、この時刻も、南朝鮮の各階層は、かいらい一味の犯罪的なTHAAD配備劇と民族の尊厳と利益を売り渡した親日・売国的な「慰安婦合意」、初歩的な人権と生存権さえ踏みにじる極悪非道なファッショ暴圧と反人民的悪政に反対して「朴槿恵打倒!」のスローガンを叫び、大衆あげての反「政府」闘争に立ち上がっている。

 人民の激しい抗拒で体制崩壊と破滅の運命に瀕したものが、自主と先軍、一心団結で上昇の一途をたどるわが共和国を見て「急変事態」だの何のと言うことこそ、あきれて笑止極まりない振る舞いである。

 朴槿恵逆賊一味の「北の急変事態」ラッパは、荒波に直面した者が壊れた小舟の上で天地が揺れるとわめくのと同じである。

 朴槿恵のように、目を大きく開けても同族の驚天動地の現実が見えない節穴、天をどうにかしてみると大騒ぎする精神異常者が「大統領」の帽子をかぶっているのだから、南朝鮮には滅びる兆ししかない。

 風前のともしびの哀れな自分の境遇も知らず、永遠に実現しない「北の崩壊」の夢を抱いている朴槿恵逆賊一味が実に哀れ極まりない。

 領袖、党、大衆が混然一体となり、東方の核強国、社会主義強国の尊厳と威容をとどろかしているわが共和国の驚異的な現実を朴槿恵とその一味は、死ぬまで正しく見ることも、まともに理解することもできない。

 朴槿恵一味は、自分らの悲惨な運命をはっきり認識し、つまらないラッパをむやみに吹いてはならない。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


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