朴槿恵の同族対決悪態を受け売りする保守メディア
−2016年10月14日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮記者同盟は14日、全文次のようなスポークスマン談話を発表した。

 いま、わが共和国北半部のすべての記者、言論人は、朴槿恵逆賊一味の極悪な同族対決策動に追従して途方もない謀略世論を流し、我々の尊厳あるイメージを傷つけようとあがくかいらい保守メディアにたいする込み上げる憎悪と怒りを禁じ得ない。

 かいらい聯合ニュース、KBS放送、「東亜日報」などの保守メディアは、同族対決に狂った朴槿恵一味が言い散らす我々にたいする悪態と詭弁をそのまま受け売りし、ありもしない我々の「人権問題」まで捏造して広めたうえ、メディアの使命まですべて投げ捨てて反共和国謀略宣伝に狂乱的にしがみついている。

 保守メディアは、朴槿恵逆賊一味の忠実な侍女となって、かいらい情報陳と統一部の連中が投げ与える汚らわしくて荒唐無稽極まりない謀略資料をそのまま流布させる一方、民心を欺瞞し、統一を志向する時代の流れに逆行してあらゆるデマと捏造で同族対決扇動に気炎を吐いている。

 このような、かいらい保守メディアの謀略ラッパは、我々にたいするもう一つの許しがたい政治的挑発であり、わが千万軍民にたいする冒涜にほかならない。

 日々、悪辣で狡猾になるかいらい保守メディアのでたらめなラッパは、我々がうまくいっているのをねたみ、日々、高まる我々の地位に仰天した者の断末魔の発狂であって、一顧の価値もない笑止千万なたわ言にすぎない。

 正義と真実は、何によっても覆い隠せない。

 いま、わが軍隊と人民は、自力、自彊の創造大戦で敵対勢力の執拗な制裁と封鎖、圧殺策動を誇らしく打ち払い、社会主義強国の高いいただきへと疾風怒濤のように駆けている。したがって、わが共和国を訪問した世界の多くの人士は、昨日と今日が異なり、朝と夕が異なるように変貌する我々の目覚ましい現実に驚嘆を禁じ得ない。

 しかし、かいらい聯合ニュース、KBS放送、「東亜日報」をはじめとする御用メディアは、わが共和国の感動的な現実には努めて目をつぶり、我々をそしる捏造資料に信憑性性を付与しようと、出どころも、実体もないいわゆる「現地消息筋」だの「海外在留民消息筋」だのを持ち出して謀略世論の流布に血眼になって狂奔している。

 これは、かいらい保守メディアこそ反共和国対決策動に狂った朴槿恵の徹底した手下、手先にすぎないことをみずから示すだけである。

 どれほどなら、米紙「ニューヨーク・タイムズ」までも「うわさ、誤報、匿名」という記事で、「国家情報院は、韓国メディアの対北関連報道に情報源として頻繁に登場する」「韓国の現政府、特に、国情院は国内世論に影響を及ぼしたり、政府の政策を押し付けるために政治的中立性を欠いた情報、さらには不完全で未検証の対北関連資料を提供するとの指摘を受けている」と非難したであろうか。

 かいらい保守メディアが、言論の命である正義と真実、客観性と公正さをすべて捨て、青瓦台の悪女の醜悪なラッパ手となって荒唐無稽で卑劣な謀略資料で腐った臭い減らず口をたたくからといって、それに驚くわが軍隊と人民ではない。

 北南関係がこんにちになって最悪へと突っ走るようになり、同族間に不信と敵対感が極限に達したのには、青瓦台の対決悪女に踊らされる保守メディアにも責任がある。

 付言するが、6.15時代に北南言論協力事業のためにわが方を訪れ、あれほど感激と歓喜に満ちて民族の和合と統一を叫んでいたメディアが権力の侍女となって振る舞う姿は本当に腹立たしい限りである。

 KBS放送だけを見ても、6.15時代に北南のマスコミ社の協力事業に積極的に臨んだし、その過程に恩恵にも浴してきたマスコミ社である。しかし、こんにち、その時とは完全に異なる姿で同族を陥れ、誰それにたいする「制裁」と「圧力」を騒いで狂気を振りまいているKBS放送の卑劣な行動によりいっそう憤激せざるを得ない。

 我々はこの機会に、反共和国謀略宣伝の先頭に立っている聯合ニュースとKBS放送、「東亜日報」などのかいらいマスコミ各社に改めて厳かに警告する。

 いまの険悪な情勢のなかで朴槿恵の反共和国対決策動に積極的に加担して同族に消せない傷を残しているかいらい保守マスコミ社と悪質な記者の輩には明日がないし、今後、必ず計算されて苦い代価をたっぷり払うことになるであろう。

 かいらい保守メディアが、民心の声に耳を傾けずに自分の志操を売って生存する恥ずべき道を引き続き歩むなら、そこから与えられるのは民心の糾弾と排撃であり、永遠に消せない歴史の汚名だけであることをしっかり知らなければならない。

 メディアは、正義と真実の代弁者、分裂したわが民族を統一へと先導する時代の先覚者にならなければならない。

 南朝鮮のすべての言論人は、歴史と時代に担った使命感を深く心に刻み、虚偽と捏造で汚らわしい余命を永らえるエセメディアの醜態を絶対に許さず、この地で戦争の危険を防ぎ、民族の和解と団結をなし遂げるために反朴槿恵闘争に勇躍して立ち上がるべきであろう。【朝鮮通信=東京】


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