朴槿恵の「脱北」扇動を断罪
−2016年10月17日−

 朝鮮中央通信によると、金日成−金正日主義青年同盟、朝鮮職業総同盟、朝鮮農業勤労者同盟、朝鮮民主女性同盟からなる全国連合勤労者団体は17日、全文次のような声明を発表した。

 我々の自衛的核の爆音とめざましい現実に気絶して毎日のように反共和国茶番劇に気を吐いている朴槿恵のヒステリーがますます末期症状を見せて、人々を驚愕させている。

 朴槿恵が同族対決に狂奔したうえ、最近は、自分が直接、我々にたいするあらゆる嘘のラッパを吹き、対決の気炎を吐いている姿がひどい。

 最近、逆徒は、「国軍の日記念式典」だの「国務会議」だのに毎日のように汚らわしい面を出して「暴圧政治」だの「体制に亀裂」だのとし、あたかも我々の内部で何かが起こったかのように荒唐無稽な悪態をついている。その一方、「生計型脱北から移民型脱北」だの「エリート層の脱北」だの何のと「脱北者」が大挙して南朝鮮に押し寄せるかのように騒いでいる。そのうえ、もうろくした老婆は、腐り切った南朝鮮を「自由の地」と描写し、「夢と幸福を追求できるようすべての道を開いて迎える」とのラッパもはばかりなく吹いている。

 朴槿恵の無知、非道な「脱北」扇動劇にかいらい統一部をはじめとする手先と保守論客は、「脱北村建設計画」だの「社会統合型の脱北民政策方向」だの何のと軽率に振る舞う一方、かつて我々に罪を犯して逃げた人間のクズを押し立てて逆徒のラッパに信憑性を付与しようとありとあらゆる醜態の限りを尽くしている。

 反共和国謀略が癖になった逆賊一味のこのような妄動は、一顧の価値もないものであって、強力な核保有国である我々にたいする極度の戦略的劣勢と絶望感から考案した真っ赤な嘘であることは言うまでもない。

 どれほどなら、南朝鮮の政界はもちろん、各界が、「『大統領』が脱北扇動家になった」「暗たんたる『犬韓民国』に来いというのか」「北の住民を『大韓亡国』に連れてきて殺す腹」と嘲笑、糾弾していようか。

 いま、我々各階層の勤労者は、反共和国謀略のラッパを卑しく吹いている朴槿恵の見苦しい醜態に吐き気を禁じ得ず、人でなしの鶏(タクテガリ=鶏の頭=記憶力のない愚か者、タグクネ=鶏・槿恵)を一刻も早く弊死させなければならないと強く糾弾している。

 歴代のかいらい保守執権者に我々にたいする謀略妄動をおこなわなかった者はいないが、朴槿恵のように「大統領」の帽子をかぶり、自身が直接、嘘のラッパとなってありもしない事実を無理やりでっち上げて誇張し、「脱北」まで扇動した天下の対決悪女はいなかった。

 全国連合勤労者団体は、朴槿恵の極悪非道な対決妄動をわが人民の生を冒涜して我々の温かい揺籃である社会主義大家庭を破壊しようとする反人倫的犯罪、我々の体制を「転覆」して途方もない「吸収統一」のつまらない夢を実現しようとする精神病者の断末魔のあがきであると認め、これを我々労働者階級と農民、青年学生と女性をはじめ、すべての朝鮮人民の名で峻烈に断罪、糾弾する。

 こんにち、人間の尊厳と生存権が無残に蹂躙され、初歩的な民主的自由と人権がすべて抹殺された惨たんたる地獄は、ほかでもない南朝鮮である。

 1%の金のある人には天国であるが、99%の金がなく力のない人には地獄である世界、自殺者が世界第1位であり、権力者らのあらゆる不正、腐敗と破倫、背徳で掃きだめとなった南朝鮮ではいま、生存権を求める各界各層の人民のたたかいが毎日のように繰り広げられて逆賊一味を戦慄させている。

 いつ、どこで民心の峻厳な鉄槌で脳天を撃たれるのかわからず、「北の核よりもさらに危険なのは国論の分裂」であると騒いでファッショ暴圧に狂奔している朴槿恵逆徒が、あえて誰それの「亀裂」を云々していることこそ、呵呵大笑すべきものである。

 偉大な党のまわりに千万が混然一体となって結集し、人々を驚かす奇跡と変革を日々創造して、激しくそびえて立ち、どこへ行っても「世界にうらやむものはない」の歌声、幸福の笑い声高らかにより良い明日に向かって前進するわが共和国の真の姿と威力を朴槿恵逆徒が、いくら必死に覆い隠そうとあがいても、徒労であることをしっかりと知るべきである。

 昔から、人倫に挑戦する者は天罰を受けるものであるという。

 今回、朴槿恵逆徒が公然と「脱北」を扇動したのは、これまで働いた我々の住民にたいする歯ぎしりする誘引・拉致蛮行の主犯がほかならぬ彼女自身であることをみずから認めたも同然である。

 これまで、「脱北」謀略劇の裏に狡猾に隠れて12人の我々の娘たちの集団誘引・拉致を直接操り、今後もこのような反人倫的悪行を続けると公然と言った朴槿恵こそ、天罰を受ける天下非道のごろつきの頭目でなく何なのか。

 朴槿恵が、「国家情報院」のごろつきと「統一部」の身内を「脱北」工作に駆り出し、実績を最大限上げるよう迫っていることも公然の秘密である。

 国際法上や人倫・道徳上であれ、特大型の犯罪となる我々の住民にたいする組織的で系統的な誘引・拉致行為を操る拉致、テロの頭目、わが民族と国際社会の最も峻厳な審判を受けるべき特級の犯罪者が、まさに朴槿恵である。

 このような天下の対決悪女が、社会主義理想郷で人民愛の陽光の下、夢と理想を実現していくわが人民に向かって、生き地獄、人権の不毛の地に来いとでたらめを言っていることこそ、便所のネズミも笑わせる奇怪な醜態である。

 南朝鮮人民の夢と未来を無残に踏みにじり、腐敗、無能と私利私欲で民心の呪いを受けている朴槿恵が腐臭を放つ南朝鮮をいわゆる「自由の地」であるとずる賢く立ち回っているが、そのような悪臭漂う所には汚くて犬も寄りつかないであろうし、仮にそのような人がいるなら犬にも劣るクズであろう。

 朴槿恵一味の「脱北」扇動は、自分のファッショ暴圧と悪政によってまねかれた南朝鮮の残酷な人権の実情と、自分らがあがいてもびくともせずに日々上昇の一途をたどるわが共和国のめざましい現実を覆い隠そうとするヒステリーにすぎない。

 いま、わが人民は、「暗たんたる現実」だの「悲惨な生活」だのと同族にたいする中傷で声がかれそうな朴槿恵をわが共和国に犬のように連れてきてすばらしい変貌を遂げた姿を見せつけて、その腐った目玉がひっくり返り、意地悪でいっぱいのそのはらわたが破裂すれば胸がすくであろうと言っている。

 親米に狂い、対決に狂った朴槿恵は、しっかり知るべきである。

 我々の自衛的核の威力におじけづいて主人だけを当てにしている朴槿恵が、米国内で流れる「先制攻撃」説にいちるの望みをかけて「脱北」扇動までおこなっているなら、それよりも大きな誤算はない。

 わが共和国のすべての勤労者は、わが千万の運命を恩恵深い太陽の懐からあえて引き離そうとあがき、この地に核戦争の火を付けられずに騒ぐ極悪非道の敵、朴槿恵逆徒に全民族の名で既に死刑宣告をくだしており、1分1秒、せん滅の時刻だけを待っている。

 わが白頭山革命強軍は、あえて、いわゆる「指揮部排除作戦」を云々して、わが革命の首脳部を狙う朴槿恵一味を民族の最も極悪な敵であると認め、罪悪の巣窟である青瓦台を照準器内に捉えた状態であり、我々の心臓を狙う不純な兆候が少しでもあらわれれば、無慈悲な砲火を浴びせて一人残らずせん滅する万端の態勢にある。

 我々すべての勤労者は、白頭山革命強軍とともにかいらい一味の「体制統一」の妄想に永遠に終止符を打つ統一聖戦に果敢に立ち上がる敵撃滅の闘志で胸を燃やしている。

 最期のあがきをする朴槿恵が、狂乱の度を超えて「吸収統一」野望を公然とあらわにした以上、我々勤労者大衆は腐り切った南朝鮮の反動的統治体制を覆し、逆徒の命脈を断ち切る人民あげての聖戦に突入することを厳かに宣明する。

 我々労働者階級と農民、青年と女性は、人間の仮面を完全に脱ぎ捨て、醜悪な人間のクズになって同族対決と反人倫的悪行に狂った朴槿恵逆徒に最も峻厳な鉄槌をくだすであろうし、わが人民に働いた罪の代価を最も凄惨に払わせるであろう。【朝鮮通信=東京】


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