衛星打ち上げ中傷する朴槿恵一味は民族の恥
−2016年10月20日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮国家宇宙開発局は20日、全文次のようなスポークスマン談話を発表した。

 宇宙に届くわが共和国の限りなく強大な国力に度肝を抜かれた朴槿恵逆賊一味が、国際舞台に出てまで我々の人工衛星打ち上げと宇宙の平和利用の権利を悪辣にそしる醜態を演じて国際的非難を受けて恥をかいている。

 先日、第71回国連総会第4委員会(特別政治・非植民地化)会議で働いたかいらい一味の対決騒ぎがその代表的な実例である。

 この日、我々の代表は、共和国の正当な衛星打ち上げと平和的な宇宙利用の権利にたいする一貫した原則と立場を宣明して満場の大きな共感と支持を得た。

 ところが、終始、しかめっ面で我々に言いがかりをつける機会ばかりをうかがっていたかいらい代表なる者が、我々の代表の演説が終わるや強引に発言権を得ては「国際社会が宇宙の平和利用のために努力しているが、北だけは例外」だの「北が国連安全保障理事会の関連決議に引き続き違反している」だの何のと言い散らした。

 そのうえ、彼は「禁止された活動を宇宙の平和利用の権利をかかげて正当化しようとする北のいかなる試みも違法、不法」であるとむやみに言いがかりをつける醜態を演じた。

 これに我々の代表が即時に理路整然たる論拠と関連法にもとづいて面責すると、彼は再びマイクに向かって「北が衛星を打ち上げた真の意図は、平和目的ではないという点は明らかである」だの「北の国連加盟国資格問題を深刻に見直す必要がある」だの何のと分別を失ってヒステリーを起こした。

 会場を騒がせた彼の騒ぎが、どれほど非常識で無礼、非道であったなら、会議のすべての参加者が非難と呪いを浴びせたであろうか。

 初歩的な礼儀も知らず、融通性もないかいらい一味の今回の醜態は、敵対勢力のあらゆる挑戦と妨害策動のなかでもびくともせずに上昇の一途をたどるわが共和国の不敗の気概と威容に仰天した者のヒステリックな発作にすぎない。

 国の経済発展と科学技術発展のために平和的な衛星を開発して利用するのは、誰も中傷できない主権国家の合法的な自主的権利である。

 我々の衛星打ち上げが自主権の尊重と平等を基本原則とする国連憲章や宇宙の平和利用を規定した宇宙条約をはじめ、国際法に完全に合致する合法的で普遍的な権利の行使であることは言うまでもない。

 我々の衛星打ち上げと宇宙の平和利用の権利に「決議違反」だの「違法」だの何のと言いがかりをつけたかいらい一味の妄動は、無知、非道な強弁にすぎない。

 事実、朴槿恵逆賊一味が騒ぐいわゆる国連「決議」なるものは、安保理の権能を逸した米国主導の強権と専横の産物であって、我々は初めから公正さと適法性、道徳性をことごとく喪失したそのような強盗の文書を認めていないし、既にごみ箱に押し込んで久しい。

 そのうえ、何の自主権もない米国の植民地かいらいの類いが、あえて自主で尊厳あり、衛星製作および打ち上げ国として威容をとどろかすわが共和国の平和的な宇宙利用の権利に言いがかりをつけることこそ、実に笑止千万でうとましい限りである。

 国連憲章や宇宙条約のどこにも衛星打ち上げ技術が、長距離弾道ミサイルの開発に利用され得るので衛星打ち上げが非法、不法になり、国連安保理に個別の国連加盟国の平和的な宇宙利用の権利を勝手に侵害する権限があると規定した条項はない。

 仮に、我々の衛星打ち上げが問題になるなら、米国をはじめ、宇宙に衛星を打ち上げたすべての国が問題視されるべきで、他人の力を借りて中途半端な衛星を打ち上げたかいらいも国際的制裁の対象になってしかるべきであろう。

 我々の驚くべき衛星開発速度にいくらはらわたが煮え返っても、国際舞台に出て中傷しようと決心したのならこのような初歩的な道理や常識くらいは知るべきではないのか。

 かいらい一味は、我々の衛星打ち上げと宇宙の平和利用の権利をむやみに否定して言いがかりをつける前に、対決ヒステリーで熱くなった頭を冷やし、国連憲章と宇宙条約の条項でも一度読んでから醜態を演じるべきである。

 朝鮮人の仮面をかぶり、自分の民族が興って強盛繁栄するのを必死にねたんで悔しがる朴槿恵逆賊一味の悪質な考えは変わらない。

 今回、かいらい代表なる者が、国連総会で働いた奇怪な醜態は、日々自分らに現実的な脅威として迫る我々の核および戦略弾道ミサイル能力の強化にやきもきし、極度の挫折と絶望、恐怖におびえたことから、何としても我々の自主的権利の行使を「挑発」であると罵倒して国際的な制裁・圧力ムードを鼓吹しようとする朴槿恵逆賊一味の下心によるものである。

 同族対決に狂うにも甚だしく狂うあまり、手先を国際舞台にまで駆り出してごろつきのような対決騒ぎをさせた朴槿恵逆徒こそ、民族の恥であり、羞恥の塊である。

 かいらい一味が我々の衛星打ち上げについて荒唐無稽なラッパを吹いてヒステリーを起こすのは、衛星と長距離弾道ミサイルもまともに区別できない低能児、初歩的な分別力もない無知蒙昧な白痴、同族対決に狂った逆賊の群れとしての醜悪な正体ばかりをいっそう如実にさらけ出すだけである。

 犬はほえても行列は進むというように、主人の米国の尻に付いて余命を永らえるかいらい一味が、いくら狂犬のようにほえても、我々は国家宇宙開発5カ年計画に沿ってチュチェ衛星をさらに多く打ち上げ、広大な宇宙の征服のための力強い進軍を進めていくであろう。

 かいらい一味は、先軍朝鮮の青空へと引き続き勢いよく打ち上がる我々の衛星を指をくわえて見物することになるであろう。

 朴槿恵逆賊一味は、我々の平和的な宇宙開発を阻もうとあがくほど、さらなる国際的な恥をかいて自分らの悲惨な終末ばかりを早めるだけであることをはっきりと認識すべきである。【朝鮮通信=東京】


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