「地雷事件」演劇は対決扇動茶番劇
−2016年10月24日−

 朝鮮中央通信社は24日、「対決茶番劇の終着点は、死と破滅のみ」と題する全文次のような論評を発表した。

 朴槿恵逆賊一味の同族対決騒動がよりいっそう狂った症状を見せている。

 青瓦台悪女の謀略の黒い魔手が文化・芸術分野にまで伸び、対決を扇動する反共和国演劇「DMZ1584」が南朝鮮社会で公然と上演されるありさまである。

 その演劇と言えば、昨年8月、軍事境界線の非武装地帯(DMZ)の南側地域で発生した「地雷爆発」事件を内容にしたものであって、徹頭徹尾わが共和国にたいする極度の敵対感を南側の社会に吹き込んで、さらなる対決狂風を起こすためのもので一貫している。

 これは、北南間の武力衝突を防いで緊張を緩和し、関係の発展を図っていくことを確約した歴史的な8月合意を全面否定する意図的で乱暴な背信行為であり、もう一つの反民族的・反統一的暴挙となる。

 この謀略茶番劇は、朴槿恵こそ同族間の嫉視反目を助長し、対決と戦争をあおる災いの種であり、これ以上放置してはならない癌のような存在、民族の名簿から容赦なく排除すべき天下の魔女であることを如実に示している。

 周知のように、一触即発の戦争状況にまで突っ走らせた昨年の「8月事件」は、朴槿恵一味が、わが人民軍をどうにかしようとひそかに埋めた地雷で自業自得になった事件である。

 ところが、盗人猛々しく朴槿恵が人々の指弾を受けて既にどぶに捨てられた事件を再び我々と無理やり結び付けて歪曲、捏造した汚らわしい欺瞞劇をためらわずにでっち上げて舞台に上げたのは、挑発と対決に染まった汚水が心に満ちた朴槿恵ならではの行為である。

 どれほどなら、南朝鮮のちまたで朴槿恵を指して「挑発説」を挑発する特等の詐欺師であると言うであろうか。

 そのうえ、朴槿恵が金がすべてを支配する黄金万能の腐り切った社会には似合わないいわゆる「無料」公演なる喜劇まで催したのを見れば、狂気じみた対決ヒステリーがどの程度であるのかがよくわかる。

 朴槿恵が、人々が思い出すことさえためらう反共和国謀略事件を1年が過ぎたこんにちになって芸術の舞台を通じて再現する茶番劇を演じたのには、自分なりの下心が潜んでいる。

 一言で言って、南朝鮮社会に極端な「安保」雰囲気をつくって「安保商売」で内外で追い込まれた自分の深刻な統治危機を免れ、汚らわしい余命を少しでも永らえようとするのが彼女が追求した目的である。

 しかし、いかなる権謀術数によっても南側で日々高まる反朴槿恵の雰囲気を鎮められないし、わが共和国にたいする南朝鮮人民の憧憬心と連北統一機運を阻めない。

 雲が立ち込めれば雨が降るというように、朴槿恵逆徒がそのような反共和国謀略劇に引き続きしがみつくほど、結果は死をさらに早めるだけである。

 反逆統治の終着点は破滅であり、悪事身に返るものである。

 朴槿恵が執権期間に民族に犯した計り知れない万古無比の罪悪は、死んでも永遠にすすげない。

 南朝鮮の芸能人に言うが、真の芸能人なら人民に見捨てられて生ける屍になって久しい朴槿恵の同族対決狂乱に絶対に追従してはならず、挑発的な「DMZ1584」公演の茶番を直ちにやめるべきであろう。【朝鮮通信=東京】


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