朴槿恵のAPEC不参加理由はスキャンダル
−2016年11月10日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮外務省軍縮・平和研究所のチュ・ワンファン上級研究士が10日、「世界の世論をミスリードしようとするずうずうしい行為」と題する次のような論評を発表した。

 南朝鮮かいらいメディアの報道によると、朴槿恵逆徒が来る18日から19日までペルーのリマで開かれる第24回アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に参加しないことにしたという。

 8日、南朝鮮かいらい外交部のスポークスマンなる者は、「北の第5回核実験など朝鮮半島の安保状況の重大さを考慮して大統領が首脳会議に参加しないことで9月に既に決定していた」と荒唐無稽な嘘を並べた。

 朴槿恵逆徒が会議に参加しようとしまいと、我々が意に介することではないが、かいらいがその原因を我々と結び付けようとすることは看過できない。

 朴槿恵逆徒が会議に参加できなくなった原因は、全的に特大型のスキャンダルで修羅場となった南朝鮮内部事情のためであり、彼女が会議に参加したところで、誰も支持率がわずか5%しかない「植物(状態)大統領」、検察調査に応じなければならなくなった「犯罪者大統領」を相手にしないからである。

 にもかかわらず、朴槿恵逆徒が国際会議に顔を出せなくなった原因を我々と結び付けようとするのは、狡猾な手法と言うよりも、まともな思考方式ではとうてい理解できない精神錯乱症としかほかに見られない。

 いま、南朝鮮の各界が、朴槿恵逆徒が台無しにした嘆かわしい内部事情に「一体、これが国なのか?」の問いを投げかけているが、実際に対内外的にすべてが不正常な南朝鮮でしか提起されない問いである。

 朴槿恵逆徒がAPEC首脳会議に参加できなくなった原因に関するかいらいの怪異な弁解を通じても、朴槿恵逆徒自身と南朝鮮かいらい当局がこれまで国際舞台で示した「主張」と他国と交わした「約束」がすべて初歩的な政治センスもない独断と中身のない偽善から出た詭弁であることが明白にあらわになっている。

 南朝鮮かいらいは、他人に言いがかりをつけて世界の世論をミスリードするようなずうずうしくて幼稚な行動を直ちにやめるべきである。【朝鮮通信=東京】


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