北南共同行事開催などに合意
−2017年2月7〜8日−

 朝鮮中央通信によると、6.15共同宣言実践民族共同委員会の北・南・海外委員長会議は8日、次のような共同報道文を発表した。

 内外の大きな期待と関心が集中したなか、6.15共同宣言実践民族共同委員会北・南・海外委員長会議が7日から8日まで中国の瀋陽でおこなわれた。

 会議では、歴史的な7.4共同声明発表45周年と10.4宣言発表10周年に当たる意義深い今年に全民族の力を合わせて北南関係を改善し、自主統一の新しい局面を開いていくための実践的な問題を討議し、次のように合意した。

 1.6.15民族共同委員会は、祖国統一の3大原則と両北南宣言をはじめとする民族共同の合意を尊重し、それにもとづいて民族の和解と団結を図り、国の平和と北南関係の改善を積極的に推し進めていくことにした。

 2.6.15民族共同委員会は、朝鮮半島で軍事的緊張と戦争の危険を解消し、恒久的で強固な平和体制を構築する多様な活動をおこなっていくことにした。

 3.6.15民族共同委員会は、北と南、海外の各階層の往来と接触、対話と交流を実現して全民族的範囲で統一運動を活性化するために6月15日から10月4日までを北南宣言発表記念期間に定め、民族共同の記念日である6月15日、7月4日、8月15日、10月4日を契機に平壌とソウルをはじめ、北側、南側の地域で民族共同行事を催すことにした。

 4.6.15民族共同委員会は、北南当局を含む各政党、団体と内外の各界各層の同胞が参加する民族あげての統一大会合を今年に必ず開催し、第二の6.15統一時代を開く上で主動的で先鋒の役割を果たしていくことにした。

 5.6.15民族共同委員会は、北南労働者統一サッカー大会、北南農民の民俗文化統一行事、北と南、海外の青年学生統一大会合と女性団体の代表者会議、北南宗教大集会、抗日独立運動史跡地参観をはじめ、階層別、部門別、団体の統一会合とスポーツ・文化行事、討論会などが成功裏におこなわれるよう積極的に努力することにした。

 6.6.15民族共同委員会は、サッカーの2018年女子アジアカップ、第23回冬季オリンピック競技大会(平昌冬季五輪)を契機に多様なスポーツ・文化交流が実現するよう努力することにした。

 7.6.15民族共同委員会は、日本が過去にわが民族に働いたすべての罪悪にたいする謝罪と賠償を受け取り、在日同胞の民主的権利を獲得する連帯活動をさらに力強くおこなっていくことにした。【朝鮮通信=東京】


全民族大会の共同実務委員会構成
−2017年2月17日−

 朝鮮中央通信によると、祖国の平和と統一、北南関係発展のための全民族大会北側準備委員会は17日、全文次のような広報を発表した。

 国内外で民族あげての統一大会合を実現するための準備が活発におこなわれているなか、祖国の平和と統一、北南関係発展のための全民族大会北・南・海外実務会議が去る7、8の両日、中国の瀋陽でおこなわれた。

 全民族大会北側準備委員会・南側準備委員会・海外側準備委員会実務委員会のメンバーが参加した。

 会議では、全民族大会の準備を推し進めるための共同実務委員会を設ける問題が討議され、北・南・海外実務委員会の各委員長を共同委員長とする共同実務委員会を正式に構成した。

 会議ではまた、北・南・海外共同実務委員会の運営形式と方法、当面の活動方向に関する問題が協議された。

 会議の参加者は、歴史的な7.4共同声明発表45周年と10.4宣言発表10周年に当たる意義深い今年、全民族大会を必ず開催して自主統一の新しい局面を開いていく高い決意を表明した。

 国内外で民族あげての統一大会合にたいする関心と期待が日々高まっている時に北・南・海外共同実務委員会が構成されたことで、祖国の平和と統一、北南関係発展のための全民族大会を全同胞の志向と要求に即してより力強く推し進められるようになった。【朝鮮通信=東京】

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