「北人権国際映画祭」を非難
−2017年11月10日−

 朝鮮中央通信によると、民族和解協議会(民和協)は10日、全文次のようなスポークスマン談話を発表した。

 先日、かいらいが、ソウルの中心でわが共和国の現実を極度に歪曲し、悪辣に捏造するいわゆる「北朝鮮人権国際映画祭」なるものを開催した。

 今回の映画祭劇には、いわゆる「北の実情と脱北者の生活」というとんでもないテーマの映画が出品されたという。

 映画祭で上映された映画は、すべて、人類の映画芸術が志向する正義と真実、美学的要求に完全に背を向け、偏見と歪曲、でっち上げで一貫した、それこそ廃棄品も同然のクズ映画であるという。

 「北朝鮮人権国際映画祭」なる場に集まった者は一様に、米国の唆しと財政支援まで受けてわが共和国の現実を否定する突撃隊になっている人気も、名もない南朝鮮と西側のエセ映画人である。

 そのうえ、かいらいは、今回の映画祭に嘘で汚らわしい余命を辛うじて永らえるクズの「脱北者」まで参加させて同族対決の雰囲気を鼓吹する妄動を働いた。

 これは、かいらい一味の反共和国「人権」謀略騒動が、どの域に遷したのかを克明に示している。

 人々が認めるように、人民大衆の尊厳と権利が最上の域で保障される真の人権尊重の社会、人民が天のように敬われる人民大衆第一主義の社会がまさに、わが共和国である。

 わが共和国を訪れた外国人と海外同胞は、一様に、人民大衆の権利が真に保障される我々の現実に感嘆と羨望の念を禁じ得ない。

 したがって、南朝鮮の各階層も「北は人間万歳の頌歌高らかな人間中心の楽園」「労働者の天国」「勤労大衆の真の世界」であると称賛している。

 かいらいの「北の人権」騒動は、わが共和国の尊厳と体制に対する真っ向からの挑戦であり、重大な政治的挑発である。

 特に、かいらいの今回の妄動は、米国の背後操縦のもとで同族対決を極限に追い込む反民族的行為であって、絶対に許されない。

 さらに看過できないのは、わが共和国の住民を不法に誘引、拉致した極悪非道な反人倫的犯罪を賛美する謀略的なゴミ映画が「ロウソクをかかげた民心を代弁」するという現かいらい当局の庇護、黙認のもとでソウルの中心で公然と上映されたことである。

 極悪な反逆の群れである李明博・朴槿恵逆賊一味が演じた対決茶番劇である「北朝鮮人権国際映画祭」をこんにちまでそのまま続けているのを見ると、過去の保守逆賊一味も、現かいらい執権当局も皆同じ醜悪な反民族的犯罪集団、同族対決一味であることを如実に証明している。

 いま、かいらい当局は、米国の犬になって北侵核戦争挑発策動と反共和国制裁に狂奔するばかりか、我々を陥れる「人権」謀略騒動までためらわずに罪悪に罪悪を積み重ねている。

 南朝鮮で「政権」が代わったとはいうが、世界最悪の人権の不毛の地、人が生きられない生き地獄である社会の現実は全く変わったものがない。

 「現政府は朴槿恵政府と何の違いもない」「我々の権利、人権を守るためには、再びロウソクをかかげなければならない」

 これが南朝鮮各界の一致した評価であり、南朝鮮社会全般で上がっている痛切な絶叫である。

 天と地ほどの北と南の厳然たる違いをいくら歪曲し、捏造しても、それは手のひらで空の太陽を隠そうとするようなつまらない愚行である。

 偉大な指導者をいただいてチュチェの核強国、世界的な軍事強国としてその威容と尊厳をとどろかし、人民の美しい夢と理想を燦爛たる現実に花咲かせているわが共和国の真の姿は、敵対勢力がいくらあがいても絶対に隠すことも、傷つけることもできない。

 これまで、南朝鮮で反共和国謀略と対決に狂奔した逆賊の群れで犯した罪悪の落とし穴に陥って悲惨な運命を告げない者がいない。

 わが千万軍民は、我々の生命であり、生活である共和国の尊厳と体制を中傷、冒涜し、反共和国「人権」騒動に狂奔するかいらい当局と反共和国謀略団体の反民族的犯罪行為を少しも許さないであろう。

 かいらい当局は、米国に追従して保守逆賊一味の前轍を踏むほど、与えられるものは民心の断固たる排撃と苦い破滅的終末しかないことを銘記し、軽挙妄動してはならない。【朝鮮通信=東京】


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