南朝鮮のミサイル配備黙認で米国が二重基準
−2017年4月10日−

 朝鮮人民軍総参謀部のスポークスマンは、米国の連中がわが軍隊の自衛的措置に言いがかりをつけて、自分らに追従する手先の挑発的行為についてはむやみに黙認し、鉄面皮に振る舞っていることに関連して10日、朝鮮中央通信の質問に答えた。

 スポークスマンは、我々にむやみに言いがかりをつけることが癖になった米国の連中は、わが軍隊の訓練がおこなわれるたびに、何か大変なことでも起こったかのように「挑発」と「脅威」のラッパをやかましく吹き、有象無象をすべて糾合して国連の舞台でまで反朝鮮策動に熱を上げていることについて明らかにし、次のように強調した。

 対朝鮮敵視に狂った米国の連中のこのような妄動は別に事新しいことでも、驚くものでもない。

 しかし、我々にたいする手先の挑発的妄動にたいする米国の連中の二面的な行為にたいしてだけは指摘せざるを得ない。

 いま、かいらいが、「北の全域を攻撃できる」だの、「今年中に射程800キロの弾道ミサイル『玄武2』を実戦配備する」だのと挑発的妄言をむやみに吐いているが、予見したとおり、米国はそれについて知らぬ顔をして一度も口を開いていない。

 わが軍隊の通常のミサイル発射訓練にたいする対応とは、あまりにも異なる対照をなす鉄面皮な振る舞いである。

 米国の連中が見え透いた幼稚な権謀術数にしがみついている理由はあまりにも明白である。

 それは、体面と公正さをすべて投げ捨ててでも我々を何としても力で圧殺しようというところにある。

 まさしくこれが、世界の「裁判官」のように振る舞う米国の連中の本性である。

 主人の不公正な二重基準と黒白を転倒する二面的な行為に力を得た南朝鮮かいらい好戦狂と日本の反動層はいま、天をも恐れず無分別に狂奔している。

 米国の連中は、独善的で一方的な基準を物差しにして我々に対応してきた結果がまねく途方もない影響について熟考しなければならない。

 南朝鮮かいらい好戦狂と日本の反動層も愚かに狂奔してはならない。

 米国の連中の強盗さながらの二重基準は少しも許されない。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】


inserted by FC2 system