平壌市軍民交歓大会
−2017年7月6日−

 朝鮮中央通信によると、ICBM「火星14」型の試射の成功を祝う平壌市軍民交歓大会が6日、金日成広場とチュチェ思想塔、党創立記念塔、4.25文化会館、凱旋門、平壌体育館広場をはじめ、各所でおこなわれた。

 金永南、黄炳瑞、朴奉珠、崔龍海の各氏をはじめ、党と国家、軍隊の責任活動家と友党委員長、党、武力機関、省、中央機関の活動家、朝鮮人民軍および朝鮮人民内務軍将兵、市内の各級機関、工場、企業所の活動家と勤労者、青年学生が参加した。

 国務委員会副委員長である朝鮮労働党の崔龍海副委員長(政治局常務委員)が朝鮮国防科学院の報道を読み上げた。

 大会では、朝鮮国防科学院の張昌河院長が演説した。

 張昌河院長は、「火星14」型の試射の完全な大成功は、白頭山大国の英雄的気概と限りなく強大な国力の一大示威であり、朝鮮の歴史に特筆すべき大慶事、すべての朝鮮人民の偉大な勝利であると強調した。

 そして、国防科学院のすべての科学者、技術者、活動家は、自力、自彊の偉大な原動力で社会主義の最後の勝利と祖国統一の大きな出来事を早めようとする党の戦略的構想をより強く、発展した先端兵器開発の成果で忠実に支えていくであろうと述べた。

 朝鮮労働党の金己男副委員長と尹東絃人民武力次官、金日成−金正日主義青年同盟の全勇男第1書記が祝賀演説をおこなった。

 各演説者は、米帝の傲慢な顔を見事に張り飛ばした国防科学戦士に熱烈な祝賀を贈った。

 また、全国の千万軍民が最強のICBM保有国で暮らす大きな民族の誇りと自負心を胸に深く刻み付け、朝鮮労働党第7回大会の決定貫徹のための自力、自彊の万里馬大高揚進軍に総決起、こぞって邁進して新たな奇跡と変革を創造することについて強調した。

 さらに、米帝が無謀な軍事的挑発で我々に少しでも手出しするなら、人民軍は我々式の核先制攻撃で侵略の群れを無慈悲に撃滅、掃討し、米国という領土がどのように火の海と化して悲惨な終末を告げるのかを世界に示すであろうと述べた。

 そして、国防工業部門の青年科学者、技術者の闘争精神と気風を見習って、青年が社会主義強国建設の激戦場で英雄青年神話を絶えず創造、創出することに言及した。

 各演説者は、敬愛する最高指導者金正恩同志の指導に従ってチュチェ革命偉業の最後の勝利に向かって力強くたたかっていくことについて強調した。

 大会後、首都の空に壮快な花火が打ち上げられた。【朝鮮通信=東京】


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