2015年 朝鮮民主主義人民共和国

10月の主な動き
−新聞名などがないものは朝鮮中央通信。*は報道日。−

 1日 −平壌で金正恩第1書記の党建設業績と伝統に関する中央研究討論会。

 −平安南道の南興青年化学連合企業所で朝鮮労働党創立70周年慶祝全国初級職業同盟芸術サークル小品コンクール。(〜3日)

 −各地で国際高齢者デーに際したスポーツ・文化行事。

 −朝鮮総聯の宋東輝副局長を団長とする朝鮮総聯活動家代表団が訪朝。(〜15日)


 3日 −白頭山英雄青年発電所の竣工式。

 −平壌で開天節記念行事。

 ※朝鮮労働党創立70周年慶祝金日成花・金正日花展示会のポスター創作。


 4日 −最高人民会議常任委員会、白頭山英雄青年発電所建設記念メダルの制定を決定する政令発表。

 ※キム・ヘソン、リ・ミギョン組が、第22回アジア卓球選手権大会で優勝。


 5日 −平壌で朝鮮労働党創立70周年慶祝中央写真展覧会開幕。

 −平壌で朝鮮労働党創立70周年慶祝国家美術展覧会開幕。

 −平壌でレストラン船ムジゲ(虹)の開業式。

 −改修された平壌の西山ホテルの竣工式。

 −平壌の慶興食堂が開業。

 −平壌で全国の女性が、人民軍に贈る「女性同盟号」ロケット砲の贈呈式。

 −4月22日に朝中国境から朝鮮に不法入国した米ニューヨーク大学の学生、朱元文さんを板門店を通じて追放。


 6日 −エジプトの軍隊記念日に際してモスタファ駐朝大使館付武官が宴会催す。

 −平壌で朝鮮労働党創立70周年慶祝中央工業デザイン展示会開幕。

 −平壌で朝鮮労働党創立70周年慶祝国家図書展覧会開幕。

 −朝鮮総聯の南昇祐副議長を団長とする朝鮮労働党創立70周年慶祝在日本朝鮮人祝賀団が訪朝。(〜20日)


 7日 −黄海南道海州市に建立された金日成主席と金正日総書記の銅像の除幕式。

 −平壌で朝鮮ポーランド親善協会とポーランド朝鮮協会の協力に関する合意文調印。

 −朝鮮労働党創立70周年に際してハサン駐朝パレスチナ大使が宴会催す。

 −平壌で朝鮮労働党創立70周年慶祝朝鮮切手展示会開幕。

 −エリセーエフ団長が率いるロシア内務省内務軍アカデミー協奏団が訪朝。(〜12日)


 8日 −平壌で金正恩第1書記にインドネシアのスカルノ教育財団が授与した「スカルノの星賞」を伝達する式典。

 −平壌で朝鮮労働党創立70周年慶祝金日成花金正日花展示会開幕。(〜15日)

 −平壌でチュチェ思想信奉者への朝鮮社会政治学博士、碩士(修士)学位授与式。

 −最高人民会議常任委員会、咸鏡北道慶源郡柳多島里の一部地域に慶源経済開発区を設けることを決定する政令発表。

 −最高人民会議常任委員会、金正日勲章を労働新聞社論説委員のトン・テグァン氏に授与する政令発表。

 −平壌で金日成・金正日基金理事会第1回拡大会議。

 −平壌での国際サッカー連盟(FIFA)2018年ワールドカップ(W杯)のアジア2次予選で朝鮮がフィリピンと0−0で引き分け。


 9日 −中国共産党政治局常務委員の劉雲山書記を団長とする中国共産党代表団が朝鮮労働党創立70周年祝賀行事参加、朝鮮公式親善訪問のため訪朝。(〜12日)

 −キューバ共産党政治局員である国家評議会のバルデスメサ副議長を団長とするキューバ党および政府代表団が、朝鮮労働党創立70周年祝賀行事参加のため訪朝。(〜12日)
 ・最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長とバルデスメサ副議長が会談、最高人民会議常任委員会が招宴(9日)、最高人民会議常任委員会の金永南委員長が代表団と会見。(12日)

 −キエト書記兼大衆動員委員長を団長とするベトナム共産党代表団が朝鮮労働党創立70周年祝賀行事参加のため訪朝。(〜12日)
 ・朝鮮労働党代表団と会談(9日)、朝鮮労働党中央委員会が招宴(10日)、金永南委員長が会見。(11日)

 −チャンシー書記兼組織委員会委員長を団長とするラオス人民革命党代表団が朝鮮労働党創立70周年祝賀行事参加のため訪朝。(〜12日)
 ・朝鮮労働党中央委員会が招宴(9日)、朝鮮労働党代表団と会談(10日)、金永南委員長が会見。(11日)

 −平壌で朝鮮労働党創立70周年慶祝中央報告大会。

 −朝鮮労働党書記らが朝鮮労働党創立70周年祝賀行事に参加する代表の宿舎訪問。

 −平壌で朝鮮労働党創立70周年慶祝AP通信社写真展示会開幕。

 −平壌でチュチェ思想信奉者への朝鮮勲章およびメダル授与式。

 ※朝鮮労働党創立70周年記念切手発行。


 10日 −平壌で朝鮮労働党創立70周年慶祝閲兵式および平壌市民パレード。

 −平壌で朝鮮労働党創立70周年慶祝青年前衛のたいまつ行進。

 −朝鮮労働党創立70周年に際し、国家と軍隊の責任活動家が錦繍山太陽宮殿訪問。

 −平壌で朝鮮労働党創立70周年祝賀宴。

 −朝鮮労働党創立70周年慶祝海外同胞のための宴会。

 −米国AP通信社のプルイット社長が、朝鮮労働党創立70周年慶祝AP通信社写真展示会参加のため訪朝。(〜13日)


 11日 −平壌で朝鮮労働党創立70周年慶祝功勲国家合唱団とモランボン楽団の合同公演。

 −平壌で朝鮮労働党創立70周年慶祝1万人大公演。

 −平壌でチョンボン楽団の公演。

 −平壌で2017年白頭山偉人称賛大会の準備集会。


 12日 −統一ロシア総評議会常務委員会委員であるロシア連邦会議(上院)国際問題委員会のクリモフ副委員長を団長とする同党代表団が訪朝。(〜14日)
 ・朝鮮労働党代表団と会談、朝鮮労働党中央委員会が招宴。(13日)

 −ガルシカ極東発展相を団長とするロシア政府代表団が朝露友好の年の閉幕行事参加のため訪朝。(〜16日)
 ・李竜男対外経済相とガルシカ極東発展相が会談(13日)、盧哲副総理が代表団と会見。(14日)

 −朝鮮とロシアの外交関係設定67周年に際し、マチェゴラ駐朝大使が宴会催す。


 13日 −金永南委員長、トルコでのテロ攻撃事件に際してエルドアン大統領に慰問電送る。

 −李洙墉外相、トルコでのテロ攻撃事件に際してチャブシオール外相に慰問電送る。

 −金永南委員長、ベラルーシ大統領に再選されたルカシェンコ氏に祝電送る。

 −朴奉珠総理、ネパール首相に選出されたオリ氏に祝電送る。

 −平壌で朝露友好の年の閉幕行事。

 −平壌でのFIFA2018年W杯のアジア2次予選で朝鮮がイエメンに1−0で勝利。


 14日 −李洙墉外相、カメルーン外相に任命されたムベラ氏に祝電送る。

 −ハサヌディン副委員長を団長とするインドネシア国民協議会憲法審議委員会代表団が訪朝。(〜16日)
 ・最高人民会議の崔泰福議長が会見。(16日)

 ※最高人民会議常任委員会、シンガポール駐在朝鮮大使に金哲男氏を任命する政令発表。

 −中央情報通信局創立70周年記念報告会。

 −平壌の金日成競技場創立70周年記念報告会。


 15日 −朝鮮中央通信、「朝鮮国家宇宙開発局の国際宇宙航行連盟(IAF)加盟が、12日から16日までイスラエルで行われているIAF第66回総会で決定された」と報道。

 −平壌で金日成社会主義青年同盟中央委員会第57回総会。青年同盟第9回大会を同盟創立70周年に際して来年1月に平壌で招集することを決定。

 −リ・ヒョンミン副委員長を団長とする金日成社会主義青年同盟代表団がロシア沿海地方訪問のため平壌出発。(11月2日帰国)

 −黄海北道沙里院市で世界手洗いの日に際した行事。


 16日 −太亨徹総長兼高等教育相を団長とする金日成総合大学代表団がロシアの各大学訪問のため平壌出発。(27日帰国)

 −平壌で世界食糧デーにちなんだ行事。

 −平壌で第8回全国大学科学研究成果展示会開幕。


 17日 −李竜男対外経済相を団長とする朝鮮政府経済代表団がベトナム、ラオス、インドネシア訪問のため平壌出発。(31日帰国)


 19日 ※朴奉珠総理、平壌子ども食料品工場の改修状況を視察。

 −李洙墉外相、ネパール副首相兼外相に任命されたタパ氏に祝電送る。

 −ギア総政治局副主任を団長とするベトナム人民軍政治活動家代表団が訪朝。(〜23日)
 ・朝鮮人民軍政治活動家代表団と会談(20日)、朴永植人民武力部長(21日)、金永南委員長が会見。(22日)

 −世界保健機関(WHO)東南アジア地域事務所(SEARO)のシン所長と一行が、伝統医学に関するWHO東南アジア地域討論会参加のため訪朝。(〜21日)
 ・李洙墉外相が会見。(20日)

 −コシク委員長を団長とするドイツ朝鮮議員団代表団が訪朝。(〜26日)
 ・朝鮮ドイツ親善議員団代表団と会談(20日)、崔泰福議長が会見。(21日)

 −長南博邦書記長を団長とする日本の新社会党代表団が訪朝。(〜24日)

 −咸鏡北道の王在山革命史跡地管理所創立40周年記念報告会。

 −平壌総合印刷工場創立70周年記念報告会。


 20日 −金剛山で北南離散家族・親戚の再会始まる。(〜26日)

 −朝鮮中央通信、「朝鮮の青年科学者キム・グァンヒョン氏が第三世界科学アカデミー(TWAS)の青年会員、国際理論物理学センター(ICTP)の会員に登録された」と報道。

 −2015年世界統計デーに際し、平壌で14年社会経済人口および健康調査の結果発表会。

 −朝鮮中央放送委員会創設70周年記念報告会。

 −朝鮮テコンドー委員会で第19回テコンドー世界選手権大会で優勝した選手、コーチの表彰授与式。

 −平壌で伝統医学に関するWHO東南アジア地域討論会。(〜21日)

 −平壌で朝鮮労働党創立70周年記念全国医学科学討論会。(〜21日)

 −平壌で全国美容部門科学技術発表会。(〜22日)

 −第1回国家科学院先端技術製品展示会。(〜23日)


 21日 −金永南委員長にカストゥリア駐朝インド大使が信任状提出。

 −カンボジア独立62周年に際し、シサワダ駐朝大使が親善集会催す。

 −平壌で朝鮮駐在外交団体育大会始まる。(〜25日)

 −神経外科学平壌医学科学討論会。(〜22日)

 −平安北道革命事績館で全国革命事績部門講義コンテスト。(〜23日)

 −平壌で2015年秋季障害者・愛好家卓球大会。(〜23日)


 22日 −最高人民会議常任委員会、金正日勲章を作曲家のウ・ジョンヒさんに授与する政令発表。

 −平壌で第6回国際武道競技大会の聖火採火式。

 −平壌で全国道対抗大衆体育大会2015開幕。(〜31日)


 23日 ※朴奉珠総理、平壌の万景台養鶏工場を視察。

 −チェコの独立記念日に際し、駐朝大使館が宴会催す。

 −黄海南道の竜媒島干拓地第6区域の竣工式。


 24日 −最高人民会議常任委員会、功勲国家合唱団とモランボン楽団の指揮メンバー、作家、芸能人に朝鮮人民芸術家称号、人民俳優称号、功勲芸術家称号、功勲俳優称号と勲章を授与する政令発表。

 −最高人民会議常任委員会、金正日賞を管弦楽と男声合唱「永遠にこの道を行かん」に授与する政令発表。

 −プレコップ常任理事を団長とするドイツ東アジア協会代表団が訪朝。(〜30日)


 25日 −中国人民志願軍の朝鮮戦線参戦65周年に際し、平壌の友誼塔に献花。

 −両江道恵山市で金日成社会主義青年同盟中央委員会第58回拡大総会。


 26日 −ソムケオ治安維持相を団長とするラオス治安維持省代表団が訪朝。(〜29日)
 ・朝鮮人民保安部代表団と会談(27日)、金永南委員長が会見。(28日)

 −国連デーに際し、ミシュラ駐朝国連常駐調整官兼国連開発計画(UNDP)常駐代表が宴会催す。

 −平壌でチェコ独立記念日97周年に際した写真展示会開幕。

 −平壌で第16回全国教育部門プログラム展示会開幕。


 27日 −金永南委員長、グアテマラ大統領に当選したモラレス氏に祝電送る。

 −朴奉珠総理、パキスタンでの地震に際してシャリフ首相に慰問電送る。

 −金日成社会主義青年同盟創立70周年に際し、白頭山の山頂で青年前衛の衷情のリレー出発集会。

 −平壌で全国紡織・被服部門科学技術発表会。(〜28日)

 −鉄道省情報技術研究所で全国運輸部門科学技術発表会。(〜28日)

 −咸鏡南道の広泉鉱山に新設された黒鉛生産工程の操業式。

 −咸鏡南道の端川製錬所に新設されたポリ硫酸鉄生産工程の操業式。


 28日 −李洙墉外相、朝鮮とマリの外交関係設定55周年に際してジョップ外務・アフリカ統合・国際協力相に祝電送る。

 −平壌で各地の果樹農園で生産されたリンゴの品評会。

 −「韓国労総」の金東万委員長と民主労総のチェ・ジョンジン首席副委員長を団長とする南朝鮮労働者統一サッカー代表団が、民族の和解と団結、平和と統一のための北南労働者サッカー大会参加のため訪朝。(〜31日)

 −金正日総書記の著作「3国統一問題の再検討について」発表55周年記念社会科学部門討論会。

 −平壌で朝鮮半島の平和と統一、開発協力のためのキリスト教国際フォーラムの運営委員会会議。

 −平安南道平城市で全国電力工業部門科学技術発表会。

 −平壌の金策工業総合大学遠隔教育大学の第1期生卒業。


 29日 −金永南委員長、ネパール大統領に選出されたバンダリ氏に祝電送る。

 −金永南委員長、コートジボワール大統領に再選されたワタラ氏に祝電送る。

 −平壌で民族の和解と団結、平和と統一のための北南労働者サッカー大会。

 −平壌で朝露写真および美術展覧会開幕。

 −マハダブ書記長を団長とするイラン労働者の家代表団が訪朝。(〜11月2日)
 ・楊亨燮副委員長が会見。(31日)

 −朴一社長を団長とする朝鮮総聯の朝鮮新報社代表団が、「労働新聞」創刊70周年記念行事参加のため訪朝。(〜11月3日)

 −金策工業総合大学先端科学技術発表会および先端技術製品展示会。(〜31日)

 −平城市で全国キノコ生産部門科学技術発表会。


 30日 −マラティ委員長を団長とするシンガポール女性団体協議会代表団が訪朝。(〜11月3日)


 31日 −金永南委員長、タンザニア大統領選挙で当選したマグフリ氏に祝電送る。

 

中国共産党代表団が訪朝
−2015年10月9日〜12日−

 朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党創立70周年祝賀行事に参加し、朝鮮を公式親善訪問する中国共産党政治局常務委員の劉雲山書記を団長とする中国共産党代表団が9日、平壌に到着した。

 同日、朝鮮労働党代表団と中国共産党代表団の会談が平壌の万寿台議事堂で行われた。

 会談には、朝鮮側から政治局委員の崔竜海書記と李昌根副部長をはじめ、党中央委員会の活動家が、中国側から政治局常務委員の劉雲山書記を団長とする代表団メンバーと李進軍駐朝大使が参加した。

 会談では、互いの関心事となる問題に関する意見が交換された。

 同日、朝鮮労働党中央委員会は、中国共産党代表団のために万寿台議事堂で宴会を催した。

 宴会には、代表団メンバー、李進軍大使と大使館員が招かれた。

 崔竜海書記と李昌根副部長、李吉聖外務次官、関係者が宴会に参加した。

 崔竜海書記は演説で、朝鮮人民が朝鮮労働党創立70周年を大きな誇りと歓喜のなかでめでたい革命的祝日として盛大に迎えていることについて述べた。

 また、代表団は滞在期間、偉大な党のまわりに一心団結して勝利の信念と楽観に満ちて力強く前進する朝鮮の気概と躍動する現実を直接目撃することになるであろうと述べた。

 劉雲山書記は演説で、金日成主席と金正日総書記の指導のもとに朝鮮労働党は一心団結の威力で社会主義革命と建設で人々が注目すべき成果をおさめたと述べた。

 また、栄えある歴史と伝統をもつ朝鮮労働党は、朝鮮革命と建設事業の指導の中核であると述べ、金正恩同志の指導に従って朝鮮人民が朝鮮式社会主義の建設で成果をおさめることを心から願うと強調した。

 同日、金正恩第1書記が、中国共産党代表団と会見した。

 10日、朝鮮労働党政治局常務委員会委員である最高人民会議常任委員会の金永南委員長は万寿台議事堂で、表敬訪問した中国共産党代表団と会見した。

 朝鮮労働党の李昌根副部長と李吉聖外務次官、李進軍大使と大使館員が同席した。

 劉雲山書記は席上、朝鮮を再び訪問して活気に満ちた平壌の姿を見たと述べ、朝鮮人民が経済建設と人民生活の向上で大きな成果をおさめているのは金正恩第1書記の賢明な指導の結果であると指摘した。

 同日、中国共産党代表団は、平壌で行われた朝鮮労働党創立70周年慶祝閲兵式および平壌市民パレード、朝鮮労働党創立70周年慶祝青年前衛のたいまつ行進を観覧し、朝鮮労働党創立70周年祝賀宴に参加した。

 11日、代表団は、平壌の柳京鄭周永体育館で行われた朝鮮労働党創立70周年慶祝功勲国家合唱団とモランボン楽団の合同公演を鑑賞した。

 同日、代表団は、錦繍山太陽宮殿を訪問した。

 劉雲山書記は訪問録に、「偉人は永生して豪放な気概は永遠なり!」との一文をしたためた。

 代表団はこの他にも、平壌の祖国解放戦争勝利記念館、平壌トウモロコシ加工工場を参観し、平安南道安州市にある中国人民志願軍烈士陵園に花かごを献じた。

 12日、中国共産党代表団は、帰国の途についた。

 空港で、朝鮮労働党の金己男書記と崔輝第1副部長、李昌根副部長、李吉聖外務次官と李進軍大使と大使館員が代表団を見送った。【朝鮮通信=東京】

 

朝露友好の年の閉幕行事
−2015年10月13日−

 朝鮮中央通信によると、朝露友好の年の閉幕行事が13日、平壌で行われた。

 行事には、李竜男対外経済相、朴明国外務次官、朝鮮ロシア親善協会委員長である朝鮮対外文化連絡委員会の金進範副委員長、関係者、市内の勤労者とアレクサンドル・ガルシカ極東発展相を団長とするロシア政府代表団、統一ロシア総評議会常務委員会委員である連邦会議(上院)国際問題委員会のアンドレイ・クリモフ副委員長を団長とする同党代表団をはじめ、ロシアの賓客、アレクサンドル・マチェゴラ駐朝ロシア大使と大使館員が参加した。

 行事では演説があった。

 李竜男対外経済相は、朝露友好の年の期間、双方で政治、経済、文化など各分野にわたって高位級の往来をはじめ、各級の代表団の交流と政治・文化行事が活発に行われたことに言及した。

 また、ロシアとの関係を変わりなく強化し、発展させていくのは、朝鮮政府の一貫した立場であると述べ、朝露友好・協力関係が今後もさらに拡大、発展するものとの期待と確信を表明した。

 ガルシカ極東発展相は、ロシア大統領と敬愛する金正恩同志の深い関心のなかで露朝友好関係は引き続き良好に発展していると強調した。

 そして、ロシアは、朝鮮半島の平和と両国の友好関係発展のために全力を尽くすと述べた。

 マチェゴラ大使は、ロシアで行われた功勲国家合唱団とチョンボン楽団の合同公演をはじめ、各分野での多面的な交流活動が両国の同志的で友好的な関係を誇示するのに寄与したことに言及した。【朝鮮通信=東京】

 

2016年1月に青年同盟が第9回大会
−2015年10月15日−

 朝鮮中央通信によると、金日成社会主義青年同盟中央委員会第57回総会が15日、平壌で行われた。

 総会には、青年同盟中央委員会の委員、中央と地方の青年同盟の活動家が参加した。

 総会では、青年同盟第9回大会を招集する問題を討議した。

 全勇男委員長の報告に続いて討論が行われた。

 全勇男委員長と各討論者は、金正恩同志の深い関心のなかで青年同盟創立70周年に際して青年同盟第9回大会を行うことに言及した。

 また、敬愛する元帥のこの愛には、青年同盟と青年が、チュチェの革命偉業の遂行で朝鮮労働党の頼もしい斥候隊、側面部隊としての戦闘力と威力をさらに高くとどろかすことを願う最上で最大の信頼と期待がこもっていると述べた。

 そして、青年同盟組織と活動家が、金正恩同志の志を心に深く刻み付け、大会を高度の政治的熱意と輝かしい労働の成果で迎えるための組織・政治活動を力強く行っていくことに言及した。

 全勇男委員長と各討論者は、すべての青年同盟組織と活動家が金正恩同志の先軍指導に従って青年同盟第9回大会を白頭山大国の青年大祭典に輝かすための進軍路で青年大強国の威容を全世界にさらに力強く誇示することについて強調した。

 総会では、青年同盟第9回大会を青年同盟創立70周年に際して2016年1月に平壌で招集することを決定した。【朝鮮通信=東京】




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