朝鮮人民軍創建75周年閲兵式


−2007年4月25日−



 朝鮮中央通信によると、朝鮮人民軍創建75周年を慶祝する朝鮮人民軍陸海空軍部隊と朝鮮人民警備隊、労農赤衛隊、赤い青年近衛隊の閲兵式が25日、平壌の金日成広場で盛大に行われた。

 広場には、社会主義朝鮮の始祖、建軍の慈父であり、百戦百勝の鋼鉄の統帥者である金日成主席の肖像画が掲げられていた。

 広場の上空には大型アドバルーンが浮かんでいたし、周辺の建物にはスローガンが張り出され、朝鮮人民軍最高司令官旗、朝鮮労働党旗、共和国旗が垂れ下がっていた。

 閲兵式場に閲兵縦隊が整列していた。

 愛国歌が荘重に奏楽されるなか、朝鮮民主主義人民共和国国旗と朝鮮人民軍最高司令官旗が掲揚された。

 朝鮮労働党総書記で朝鮮国防委員会委員長の金正日・朝鮮人民軍最高司令官が広場の幹部席についた。

 朝鮮最高人民会議常任委員会の金永南委員長、国防委員会第1副委員長の趙明禄・軍総政治局長、金英逸総理、金格植・軍総参謀長、国防委員会の金永春、李勇武の両副委員長、金鎰武l民武力部長、最高人民会議常任委員会の楊亨燮副委員長、崔永林書記長、朝鮮労働党の全秉浩、崔泰福、金国泰、金仲麟、金己男の各書記と郭範基、盧斗哲の両副総理、朝鮮社会民主党の金永大委員長、天道教青友党の柳美英委員長、朝鮮人民軍最高司令部作戦指揮メンバー、朝鮮人民軍軍種・兵種の各司令官、党、武力機関、勤労者団体の責任幹部が幹部席についた。

 閲兵式には、党、政権機関、社会団体、省、中央機関の幹部、抗日革命闘士、朝鮮人民軍将兵、科学、教育、文化・芸術、保健医療、出版報道部門の幹部、英雄、抗日革命闘争関係者、革命烈士の遺族、功労者、平壌市内の勤労者、反帝民族民主戦線平壌支部代表と在日本朝鮮人代表団をはじめ、各地域の海外同胞代表団メンバー、駐朝各国外交代表と国際機関の代表、武官団メンバー、外国のゲストが招かれた。

 金正日総書記に、金格植総参謀長が朝鮮人民軍創建75周年慶祝閲兵式の開始を報告した。

 金総参謀長は演説で、革命軍隊の創建から先軍革命指導の新しい歴史を切り開いた金日成主席は、軍隊を主力にして暴虐な米・日の両帝国主義強敵を打ち負かし、自主、独立、社会主義をめざす朝鮮人民のたたかいを勝利へ導いたと強調した。

 また、金正日最高司令官の卓越して洗練された先軍革命指導があったので、我が人民軍は反米対決戦と社会主義守護戦で連戦連勝をとどろかし、我々の思想と制度、我々の偉業をしっかり守り、革命の柱、祖国繁栄の前衛隊としての使命と任務を立派に全うすることができたと述べた。

 そして、もし、米帝が我々の自主権と生存権を少しでも侵害すれば、彼らを一撃で撃滅、掃討し、民族の最大の悲願である祖国統一の歴史的偉業を必ず成し遂げると述べ、日本の反動層をはじめ、米帝の反共和国策動に便乗する追従勢力も我が人民軍の戦闘的威力と英雄的気質をしっかり認識し、絶対に軽挙妄動してはならないと強調した。

 閲兵式の開始を告げる信号ラッパの音が響き渡り、金日成主席の肖像旗が朝鮮人民軍軍旗に護衛されて広場に入場した。

 すべての閲兵隊員は、肖像旗を仰いで最も高な敬意を表した。

 閲兵行進が始まると、金日成軍事総合大学縦隊を先頭に金日成政治大学、姜健総合軍官学校など、朝鮮人民軍の各級軍事学校の縦隊と近衛姜健第2歩兵師団、近衛ソウル第3歩兵師団、近衛ソウル金策第4歩兵師団、近衛第2海軍戦隊をはじめ、陸海空軍部隊の縦隊、そして朝鮮人民警備隊縦隊が軍楽隊の演奏に合わせて地軸を揺るがしながら行進した。

 民間革命武力である労農赤衛隊、赤い青年近衛隊の各縦隊と革命学院縦隊が行進した。

 金正日最高司令官は、幹部席の前を通り過ぎる閲兵隊伍に答礼した。

 人民軍のロケット縦隊も通り過ぎた。

 閲兵式後、金正日最高司令官は、幹部席のバルコニーで熱狂的に歓呼する大衆に手を上げて答礼した。

 同日、平壌市民が首都の各通りで閲兵式を盛大に行った閲兵隊員を熱烈に歓迎した。

2007.4.25朝鮮中央通信−朝鮮通信=東京




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