「急変事態」論議に警告
−2010年3月25日−


 朝鮮人民軍総参謀部のスポークスマンは、最近米帝と南朝鮮かいらい好戦狂が反共和国体制転覆策動に狂奔している新たな資料が公開されたのと関連して25日、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。


 19日付の南朝鮮紙「東亜日報」によると、きたる4月中旬、太平洋地域の米帝侵略軍司令部の主導で南朝鮮「国防研究院」と「海洋戦略研究所」、周辺国の「国策研究機関」の関係者が顔をそろえて、我々の「急変事態」の発生の可能性を診断し、それに備えるための「共助方案」などを謀議した後、6月にはソウルで、7月には米国のハワイで同じ会談を続けることで合意したという。

 提起された資料は、既に作成された米帝と南朝鮮かいらい好戦狂の反共和国体制転覆計画が無謀な実践行動に広がっていることをそのまま示している。

 我々の社会主義体制について言うなら、人民大衆の心に根をおろした揺るぎない信念であり、不敗の先軍の銃の上にそびえ立つ難攻不落の要塞である。ここで「急変事態」を望むのは、空が崩れ落ちるのを待ちわびる精神障害者の間抜けな妄想である。

 「急変事態」は、強盛大国を目の前にして世紀の奇跡と飛躍を連日創造している我が国でなく、あらゆる社会悪と病弊、内部矛盾と「南南葛藤」が極度に達している南朝鮮の地で起こるであろう。

 南朝鮮の現かいらい当局者が、自分らの境遇もわきまえずに主人の機嫌を取り、あえてだれかの「体制転覆」と「制度統一」を云々することこそ笑止千万である。

 米帝と南朝鮮かいらい好戦狂には、我々との関係改善の意思が全くなく、ただ「体制転覆」を企み、戦争を挑発する野望だけがあることが改めて明白に実証された。

 常に周辺地域で起きている不正常な事態を鋭く注視している我が軍隊と人民は、どんな悪巧みや挑発も一挙に踏みつぶせるように握りしめた自衛の核抑止力をさらに強化していくであろうし、強力なすべての攻撃手段を恒常的な撃動状態に置くことになるであろう。

 米帝と南朝鮮かいらい好戦狂が、無謀な反共和国体制転覆策動に引き続き執着するなら、我々の予測できない攻撃の前に二度と生きて息をする安息の地を探せなくなることを銘記すべきである。

 反共和国体制転覆をねらう者は、それが主動であろうと受け身であろうと、世界にかつてない無敵強軍の本物の核、怒りの千万軍民が繰り広げる本物の戦争を味わうことになるであろう。

2010.3.25 人民軍総参謀部代弁人−朝鮮中央通信=朝鮮通信


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