朝鮮労働党第7回大会 盛大に挙行
−2016年5月6〜9日−

開 幕 −5月6日−

 朝鮮労働党第7回大会が6日、平壌で盛大に開幕した。

 朝鮮労働党第1書記である敬愛する金正恩同志が大会に出席した。

 大会には、各道党代表会で選出された議決権代表者と発言権代表者が参加したし、各道党代表会で推薦された、党、武力・政権・経済機関、勤労者団体の活動家と科学、教育、保健医療、文化・芸術、出版・報道の各部門の活動家がオブザーバーとして参加した。

 朝鮮労働党第7回大会慶祝在日本朝鮮人祝賀団と在中朝鮮人総連合会(在中総連)祝賀団が大会に参加した。

 金正恩同志が、朝鮮労働党第7回大会の開会の辞を述べた。

 金正恩同志は、代表者と全国のすべての党員、人民軍将兵と人民の限りない衷情と熱烈な敬慕の念を込めて金日成主席と金正日総書記に最も崇高な敬意と最大の栄光をささげた。

 大会参加者は、党と領袖の指導に忠実に従って社会主義建設と祖国統一、世界の自主化偉業のためのたたかいに貴い生をささげた抗日革命闘士と愛国烈士、活動家と勤労者、統一愛国人士を追悼して黙とうした。

 金正恩同志が、開会を宣言した。

 大会は執行部を選出した。

 大会では、すべての代表者と全国の党員と人民軍将兵、人民の一様な意思と念願を込めて金正恩同志を大会の執行部に迎えた。

 金正恩同志に、反帝民族民主戦線(反帝民戦)と在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総聯)中央常任委員会、在中総連から祝賀文と祝旗が、第7回党大会あてに朝鮮社会民主党、天道教育友党から祝賀文と祝旗が寄せられたことについて紹介された。

 金正恩同志に、各国の党・国家首班、政党、団体とチュチェ思想研究組織、各界の人士、そして、駐朝外交団、武官団、経済・貿易参事団、外交代表、国際機関代表部が祝電と祝賀書簡、祝賀花かごと贈り物、メダル、名誉称号、賞状を寄せたことについて紹介された。

 第7回党大会と党中央委員会に、各国の政党と党首、友好・連帯団体、チュチェ思想研究組織と各界の人士が祝電と祝賀書簡、祝賀花かごを寄せたことについて紹介された。

 大会は大会書記部を選出した。

 大会では、金正恩同志に朝鮮総聯中央常任委員会と在中総連が送る祝賀文が読み上げられ、祝旗が贈呈された。

 大会は、朝鮮労働党第7回大会を防衛する上で赫々たる偉勲を立て、70回戦闘で労働の偉勲を立てた朝鮮人民軍および朝鮮人民内務軍将兵と機関、工場、企業所、協同農場の勤労者と活動家に祝電を送った。

 大会は、次のような議案を承認した。
 1.朝鮮労働党中央委員会の活動総括
 2.朝鮮労働党中央検査委員会の活動総括
 3.朝鮮労働党規約改正について
 4.敬愛する金正恩同志をわが党の最高位に推戴することについて
 5.朝鮮労働党中央指導機関の選挙

 大会は、第1の議案にたいする討議に入った。

 金正恩同志が、朝鮮労働党中央委員会の活動総括報告を始めた。

 党中央委員会の活動総括報告は、2日目に続けられる。


大会2日目 −5月7日−

 朝鮮労働党第7回大会の2日目が7日におこなわれた。

 朝鮮労働党第1書記である敬愛する金正恩同志が、朝鮮労働党中央委員会の活動総括報告を続けた。

 大会では、朝鮮労働党中央委員会の活動総括報告で示された課題を貫徹するための討論がおこなわれた。

 金己男、李明秀、趙然俊、朴奉珠の各氏をはじめ、各道党組織代表は、討論で金正恩同志がおこなった党中央委員会の活動総括報告に全幅の支持と賛同を表明した。

 そして、朝鮮労働党の創立者であり、建設者である金日成主席と金正日総書記に最も崇高な敬意を表したし、朝鮮労働党の強化、発展の輝かしい全盛期を開いていく敬愛する金正恩同志に最大の栄光をささげた。

 各討論者は、金正恩同志の報告は総括期間、朝鮮労働党と人民が偉大な金日成−金正日主義の旗印のもとで革命と建設でおさめた誇らしい勝利にたいする誇り高い総括であり、朝鮮労働党の強化、発展と社会主義強国の建設、祖国統一と世界の自主化偉業の遂行で提起されるすべての問題に完璧な解答を与えた百科全書のような政治大綱であると述べた。

 また、金正恩同志の報告は、チュチェ革命偉業遂行の飛躍期の要求に即して党の唯一の指導体系をさらに徹底的に立てて全党と全社会の金日成−金正日主義化を推し進めるための道を明示した綱領的指針であることについて強調した。

 さらに、金日成主席と金正日総書記が創立して導いてきた朝鮮労働党がこんにち、金正恩同志をいただいて領袖の思想と偉業に限りなく忠実なチュチェ型の革命的党として、唯一の思想体系と唯一の指導体系が確立した不敗の統一体として、人民大衆第一主義の旗印高らかに人民の運命に全責任をもってみ守る真の母なる党として、さらに光を放っていると指摘した。

 各討論者は、近年、米帝をはじめとする敵対勢力の悪辣な孤立・圧殺策動のなかでも世界を驚嘆させる特大の出来事が次々と起こり、先軍朝鮮の大飛躍、大革新の気概が高くとどろくようになったのは、すべての党員と勤労者が党の不屈の攻撃的な革命思想と自彊力(自分で自分を強くする力)第一主義精神を徹底的に具現してきた輝かしい結実であることに言及した。

 各討論者は、党と領袖への忠実さを絶対不変の信念として心に刻み、いかなる風波のなかでも誠心誠意、金正恩同志だけをかたく信じて従い、朝鮮労働党第7回大会で示された課題を貫徹してして決意を表明した。


大会3日目 −5月8日−

 朝鮮労働党第7回大会の3日目が8日におこなわれた。

 朝鮮労働党第1書記である敬愛する金正恩同志が、第1の議案「朝鮮労働党中央委員会の活動総括」に関する結語を述べた。

 金正恩同志は結語で、第7回党大会が示した綱領的課題を貫徹するうえで提起される重要な問題について強調した。

 大会では、すべての人民軍将兵と人民が、朝鮮労働党第7回大会に送る祝賀文が読み上げられた。

 大会では、第2の議案「朝鮮労働党中央検査委員会の活動総括」に関する報告がおこなわれた。

 報告者は、党中央検査委員会が中央でおこなわれた検査資料と各道党代表会に提出された検査委員会の活動総括報告にもとづいて総括期間、党の財政がその使命と任務を正しく遂行したし、すべての財政活動が党的原則で正確におこなわれたことを確認すると述べ、チュチェ革命の新時代の要求に即して党の財政管理事業を絶えず改善、強化していくことについて強調した。

 会場に朝鮮少年団祝賀団が入場した。

 金正恩元帥に、少年団員が300万朝鮮少年団員の限りない敬慕と衷情の念を込めた花かごを渡した。

 朝鮮少年団祝賀団が、朝鮮労働党第7回大会に送る祝賀文を読み上げた。

 大会では、金正恩同志がおこなった朝鮮労働党中央委員会の活動総括報告に関する学習がおこなわれた。

 大会では、第1の議案「朝鮮労働党中央委員会の活動総括」に関する決定書が代表者全員の賛成で採択された。

 金日成社会主義青年同盟祝賀団が会場に入場した。

 金正恩同志に、500万青年前衛の心を込めた花かごを渡した。

 金日成社会主義青年同盟祝賀団が、朝鮮労働党第7回大会に送る祝賀文を読み上げた。

 大会は続く。


閉 幕 −5月9日−

 朝鮮労働党第7回大会が9日、閉幕した。

 大会では、第3の議案「朝鮮労働党規約の改正について」を討議し、決定書を採択した。

 決定書によると、改正された「朝鮮労働党規約」に党の最高職責を朝鮮労働党委員長とし、朝鮮労働党委員長は、党を代表し、全党を導く党の最高指導者であることについて規定した。

 これに関連して、党中央委員会書記の職制を副委員長に、道市郡党委員会と基層党組織の責任書記、書記、副書記の職制を委員長、副委員長に、党中央委員会書記局の名称を政務局に、道市郡党委員会書記処の名称を政務処に規定した。

 この他に、現行党規約の章、条項とその内容を現実発展の要求に即して一部修正、補充した。

 第4の議案「敬愛する金正恩同志をわが党の最高位に推戴することについて」を討議した。

 金正恩同志を朝鮮労働党の最高位に推戴する推戴の辞を金永南氏が述べた。

 金永南氏は、敬愛する金正恩同志は、白頭山で開拓されて勝利のうちに前進してきたチュチェの革命偉業を輝かしく継承し、完成させていく朝鮮労働党と人民の最高指導者であると明らかにした。

 また、金正恩同志を朝鮮労働党の首位にいただいて革命をおこなってきたこの4年間は、敵対勢力との最も熾烈な決戦の連続であり、最悪の逆境のなかでも民族の歴史に特筆すべき赫々たる勝利と特大の出来事が次々となし遂げられた誇らしい日々であったと強調した。

 そして、金正恩同志はこの日々に、卓越した指導で社会主義朝鮮の尊厳と国力を最強の域で力強くとどろかしたし、敵対勢力の悪辣な圧殺策動を水泡に帰するようにし、最後の勝利のための強力な土台を築いたと指摘した。

 さらに、金正恩同志の思想と指導に誠心誠意従う道ですべての勝利と栄光を迎えるという朝鮮労働党と軍隊と人民の信念と意志は確固不動であると述べた。

 金永南氏は、すべての大会参加者と全国の党員と人民軍将兵と人民の一様な意思を込めて、敬愛する金正恩同志を朝鮮労働党委員長に推戴することを本大会に丁重に提案した。

 各道党組織代表の黄炳瑞、全勇男、朱英吉、李明吉、太亨徹の各氏は討論で、金正恩同志をわが党の最高職責である朝鮮労働党委員長に推戴することに関する提案に全幅の支持、賛同を表した。

 また、金日成主席と金正日総書記に従って革命の千万里を力強く歩んできたように今後、いかなる風波が押し寄せても、金正恩同志だけを絶対的に信頼して従い、党中央の指導に従ってたくましくたたかっていく決意を表明した。

 大会は、金正恩同志を朝鮮労働党委員長に推戴した。

 第5の議案である朝鮮労働党中央指導機関の選挙がおこなわれた。

 大会は、朝鮮労働党規約と朝鮮労働党最高指導機関の選挙細則にのっとって朝鮮労働党委員長である敬愛する金正恩同志が党中央委員会委員、党中央委員会政治局委員、政治局常務委員会委員、党中央軍事委員会委員長に推戴されたことを宣布した。

 大会では、党中央委員会を選出した。

 まず、党中央委員会委員および委員候補の候補者を推薦した。

 推薦された129人の党中央委員会委員の候補者と106人の党中央委員会委員候補の候補者全員が、代表者の全員の賛成によって党中央委員会委員および委員候補に選出された。

 党中央検査委員会を選出した。

 推薦された15人の党中央検査委員会委員の候補者全員が代表者の全員の賛成によって党中央検査委員会委員に選出された。

 党中央委員会第7期第1回総会の決定内容が通報された。

 党中央委員会政治局常務委員会委員、政治局委員、委員候補の選挙結果が発表された。

 党中央委員会副委員長の選挙結果が発表され、政務局が組織されたことが通報された。

 党中央軍事委員会が組織されたことが通報された。

 党中央委員会部長と党中央委員会機関紙「労働新聞」責任主筆が任命されたことが通報された。

 党中央委員会検閲委員会の選挙結果が発表された。

 大会では、党中央検査委員会第7期第1回総会の決定内容が通報された。

 大会では、すべての人民軍将兵と青年、人民に送る朝鮮労働党第7回大会のアピール「万里馬速度創造の炎高らかに社会主義の完全勝利に向かって総攻撃前へ!」を発表した。

 朝鮮労働党委員長である敬愛する金正恩同志が朝鮮労働党第7回大会の閉会の辞を述べた。

 朝鮮労働党と人民の偉大な指導者である敬愛する金正恩同志を迎えておこなわれた朝鮮労働党第7回大会は、金日成−金正日主義の旗印のもとに白頭山の大業を完成させていく聖なるたたかいで歴史的な分水嶺となった意義深い大会合であった。【朝鮮中央通信=朝鮮通信】

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